アーキ・ピーアンドシーで活躍している社員をご紹介します。
仕事内容、やりがい等を語ってもらいました。
積算 兼 営業
原田 翔HARATA SHO
2009年入社
建築設計デザイン科 卒
誰もが知る建築物に携われる、喜びがある仕事。
就職活動時、堅苦しい面接が多い中、当社の社長面接ではフレンドリーにいろいろな話をしていただくなど、その人柄に好印象を抱きました。しかも当社が専門とする積算業務は、建築物を作る際になくてはならないやりがいある仕事だと感じて入社。入社後は、内装と外装の積算を担当してきました。積算は設計図から建築に必要な部材の数量を算出する仕事。積算から建築物の全体予算や納期も見えてくるので、正確かつスピーディに仕事を行うことが求められます。設計図から全体の仕上がりをイメージできなければ正確な積算はできませんから、常に頭の中で完成予想図を描きながら仕事に臨んでいます。
当社では「外装」「内装」「建具」「構造」「外構」などの部門に分かれて積算業務に当たります。部門内、部門間での打合せが非常に重要です。協働で成果を出すためにチームワークを発揮しながら仕事を進めることになります。当然、コミュニケーションが大切になるので、日頃から積極的に声をかけてメンバーの性格や仕事の進め方などを把握しています。こうした細やかな配慮をしながら迅速で正確な積算業務ができように心がけています。積算は設計や施工と異なり、短期間で業務が終了します。1週間から10日間で終わることがほとんどなので、その分、多くの建築物に関わることができるのです。入社して15年が経過しましたが、誰もが知る街のランドマークのような建物をはじめ、膨大な建築物に関わってきたのが誇りですし、大きなやりがいにつながっています。
10年以上経った今では積算だけでなく営業も兼務しています。当社は大手ゼネコンや設計事務所などと長年にわたって信頼関係を築いてきたので、基本的にはお客様と積算担当者が電話やメールで直接やりとりをします。ただし、複雑な条件がある建築物や短納期といった案件は、営業担当としてお客様の元に出向いて、当社で対応できるか否かも含めて打合せを行います。その後、内容に応じて積算担当者を決めるなどの役割も担っています。新規案件の獲得にもつながる大切な仕事ですから、会社の顔として信頼を得られるように真摯な姿勢はもちろんのこと、業界誌などで最新の建物の納まりもチェックして知見を深めています。
積算 兼 採用担当
谷村 真奈美TANIMURA MANAMI
2017年入社
学芸学部 生活デザイン学科 卒
多くの案件に携われるので、成長スピードが速い。
有名な建物の写真や図面を見るのが好きで、大学では主に建築を学びました。就職活動でも空間デザインやリノベーションを手がける企業を回ったのですが、業界研究をする過程で積算が果たす役割の大きさを知りました。しかも積算は数多くの案件に関われると聞き、「多くの図面を見ることができる」ことに魅力を感じて、積算のプロフェッショナル集団である当社へ。入社後は外装の積算チームに配属になり、上司や先輩に教えていただきながら、さまざまな案件を担当してきました。毎週新しい図面に向き合えるので、常に新鮮な気持ちで充実した日々を送っています。
ひと口に積算といってもその種類は複数あります。まず計画段階の概算積算から、計画が確定した後の精算積算、その後も施工中に変更が発生する場合は、変更積算を行うこともあります。これらの各工程で図面内の食い違いや不明点を質問書としてお客様に提出することで、適切な積算につながり、建設コストの算出に貢献しています。このように積算する際に図面内での不備に気づくことも重要で、図面を見る確かな目が問われます。先輩方に比べるとまだまだ実力不足ですが、お客様の信頼を勝ち取れるように細やかな配慮を忘れずに仕事に取り組んでいます。
当社では積算業務をしながら、その他の仕事をする社員も数多く在籍しています。実は私も入社1年目の後半から、年齢が学生に近いということもあって人事の採用担当者に抜擢されました。今は会社説明会の企画・運営に携わっています。会社説明会のプログラム作りや資料作成、さらには司会進行などを担当し、学生の皆さんに当社の魅力をお伝えしています。採用担当者としての最大に喜びは、会社説明会に足を運んでくれた学生が次のステップである面接にも来ていただけたとき。当社の魅力が伝わったと実感できる瞬間ですね。今後も積算と採用という2つの業務を担当しながら、より良い建築物づくりや採用活動に貢献していきたいと考えています。