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建築積算

建築工事における積算とは、数量を算出する【積算】と、工事価格を算出する【見積】とに分類される。

建築積算とは、設計図書(見積要項書、設計図、質疑応答書、特記仕様書、標準仕様書)等から、その建築物を建設するにあたって各工事に必要な数量を、必要な項目(細目)毎に、単価構成を考慮して、それぞれ計測・計算して内訳書を作成する。

見積とは、建築積算において構成された内訳書の各項目毎に、適切な単価を算出して、その工事に必要な工事価格を求める業務を言う。

また、建築積算において算出する数量は、建築数量積算基準に基づき、設計図面より数量を計測・計算するが、各工事・細目により【設計数量】【所要数量】【計画数量】に分類される。

【設計数量】とは、設計図書に表示されている個数や、設計寸法から求めた正味の数量をいい、大部分の数量がこれに該当する。材料のロス率については、単価の中で考慮する。

【所要数量】とは、定尺寸法による切り無駄や、施工上やむを得ない損耗を含んだ数量を言う。 鉄筋・鉄骨・木材が該当するが、内訳構成上、材料費を所要数量、施工費を設計数量で求る。 【所要数量】の算出については、上記の設計数量に対して、建築数量積算基準定められた所要率を乗じて求める。

【計画数量】とは、設計図書に表示されていない施工計画に基づいた数量を言う。仮設工事や土工事(根切)が該当するが、立地条件や施工計画により、必要な項目を求める。

上記が、これまでの建築積算だった。 これからの建築積算は、社会経済環境が変化し、建築物の品質や安全性を確保する上で建築コストの重要性が再認識され、適切な建築コストのマネージメントが生産プロセスのすべてにおいて求められるようになってきている。この分野は、国際的にも活動が活発化しており、今日の建築積算は、PCM(プロジェクトコストマネージメント)と呼ばれている。企画・設計・施工・維持保全に至る各段階においてコストの算定や評価が重要視されるようになり、全てのプロセスに関与することになりつつある。

社団法人日本建築積算協会が認定する資格の建築積算士の定義として『建築生産過程における工事費の算定並びにこれに付帯する業務に関し、高度な専門知識および技術を有する専門家』また求められる技術としては、『1 建築工事分野の数量算出』、『2 建築工事分野の工事費算定』と規定されている。

建築積算に携わる技術者が現在活動している領域は限定されているものの、将来的に活動の場を広げ、活躍レベルを大きく飛躍させることが可能となりつつあることに起因する。 社会経済及び建設を取り巻く環境が厳しくなるとともに、プロジェクト遂行のためのマネージメントの必要性がより高まり、特にコストマネージメントのウエイトが増大してきている。

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